2016年のサミットは三重県志摩市で開催

公開日: 2015年6月6日 国際



安倍晋三首相は5日、日本が議長国を務める2016年の主要国首脳会議(サミット)について、三重県志摩市で開催すると発表しました。

首相は選定理由について、賢島をはじめとする島々を挙げ「日本の原風景ともいえる自然がある」と説明しました。伊勢の神宮にも触れ、「悠久の歴史を紡いできた。日本の精神性に触れていただくには大変良い場所だ。」と述べました。



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・選定の基準は?

安倍首相は、日本で開催する来年の主要国首脳会議(サミット)の開催地について、仙台市、三重県志摩市、広島市の3つに絞り込んでいました。

誘致に名乗りを上げたのは8自治体で、首相は警備や交通アクセスなど実務的な観点より、3市が持つ「復興」「伝統」「非核」といった政治的メッセージを重視しました

そのなかから、伊勢の志摩市の英虞湾に位置する景勝地の賢島が選ばれました。賢島は、本土とは2本の橋のみでつながれ、警備面で有利とされています。


・選定の決め手は?

決め手となったのは、伊勢の神宮です。神宮では飛鳥時代から20年に1度、式年遷宮が行われてきました。

この式年遷宮を支えるため、伊勢市のおよそ4分の1は宮域林とよばれる神宮の森となっています。日本文明の最大の特徴である「大自然との調和」を伝える狙いがあるのです



サミットを契機に日本のカルチャーを世界の報道機関がとりあげるように、紹介していくべきだという主張があります。

また、経済効果を狙って真珠などの宝飾品を紹介するのは、慎重になるべきだという意見もあります。



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